【FP監修 投資編】「資産形成」学校教育で授業開始 ~子供に伝えてほしい大人経済学~

目次

私が子供達に伝えたい事

学ぶことは素晴らしいことです。少しだけ背伸びをして聞いてみてください…

毎日義務のような日々を過ごしていませんか?

もちろん、義務教育が大事なことは言うまでもありませんね。日々起こる出来事のなかで意思決定をし、選択していくことが最もあなたの人生に大きく関わってきます。

今は将来のためにやりたいことや興味があることを探す時間です。だから、色々なことに挑戦してみてほしい!

世の中にはあなたが知らない楽しいことがたくさんあります。周りにはあなたを支えてくれる大人たちがいます。

❝私もその一人です。❜❜

遠慮はいりません。楽しみながら学んでいきましょう!

今回のテーマは投資です
※テーマからは大人と共有しよう

テクノロジーの進歩により島国の日本もグローバル化が加速しているように感じます。
まずは日本、アメリカ、ヨーロッパエリアの家計金融資産構成を紹介して比較していきたいと思います。
特に日本とアメリカを取り上げていきます。

資料出所:日本銀行『資金循環統計』(2021年6月25日公表分)

総資産のおはなし

例えば現在の1ドルレート117円(2022/3/14)で計算する場合

米国人の総資産 109.6兆ドル×117円=12,823兆円
日本人の総資産1,946兆円

ただ人口が違うので、ここから各国の総人口で割って一人あたりの資産の平均を出したいと思います。
米国人の総資産 12,823兆÷3億3,480万人3,830万円
日本人の総資産 1,946兆÷1億2,534万人1,552万円
※日本人がこれだけ資産を持っているかは少し疑問が残りますが、日銀の資料を参考にしていますので一定の指標にはなると思います(資金循環統計に一般的には個人が必ずしも金融資産として認識しないような金融商品が含まれています)。

3,830万円-1,552万円=2,278万円
国民一人あたりの資産がアメリカ人の方が2,278万円高いことが分かります。

※少数点、万単位以下切り捨て
※弊社の見解であり、保証するものではございません(間違いがある場合はご指摘下さい)

日本とアメリカは世界を代表する先進国にも関わらず、約2.4倍の資産の差があります。

ちょっとびっくりするくらい違いますね…
なぜ!?各国にどのような違いがあるのでしょうか?

理由は明確です!

国民一人一人が投資に資産を割り当てている比率の違いです。所謂、資産運用をしてきた結果として明確に表れています。数字というものは説得力を与えてくれます。

アメリカでは学校教育で個人金融のクラスを受講することを義務付けている州がありますが、日本でも高校の家庭科で2022年4月から資産形成の授業がいよいよ始まりますね。

私はお金のことを学ぶには早いに越したことはないと考えてまして、実際にアメリカでは10歳以下で金融リテラシーを学ぶべきだと言われています。

現金保有率の違いも見てみましょう

日本 現金・預金54.3%
米国 現金・預金13.3%
差し引き41%も日本の方が現金保有率が高いです。その差分をアメリカは資産運用をすることで経済の成長と共に資産を増やし続けているのです。

経済は確実に成長していきます。2020年のコロナショックで経済が停滞すると思いきや、株価や暗号資産の価値は上がり続けています。相場が一時的に落ち込んでも必ず戻っていき、最終的には上回っていきます。

そのことを過去の歴史が証明してきました。

物価で考えると分かりやすいでしょう

食事で15年前はランチが500円のお店がたくさんありましたよね。今はどうでしょう?都内で考えると1000円くらいは手持ちがないとお店の選択肢は少なくなってしまいます。経済の成長と共に物価も上がっているのです。

芸能人の明石家さんまさんの表現で「生きてるだけで丸儲け」という言葉を聞いたことがありますが、正にその通りです。

今までお話しした経済の仕組みは皆に平等に与えられていることで誰にでも簡単に活用できます。

これから一緒に経済のしくみをしっかり活用していきましょう!!

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